カゼノイオリ

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疎水について

山陰や近江地方を旅すると、きれいな疎水が町中に流れていて静かな風情をたたえていました。

山北のきれいで豊かな山の水をもっと活かす方法はないものかしら。

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セラピーロードのそばに水が合流して大きなうねりになる場所がありますが、

深い緑の大らかなうねりをみていると時間が経つのを忘れてしまいます。

何とかその土手で寝そべって過ごしたいものだといつも思っています。

7月2日の夕方6時ごろ

日ぐらしの声をききました。

ハッとして周囲をみまわし、山のほうもみました。

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まぎれもなく、ひぐらしのこえ。

「かなかなかなかな…」

大好きな、胸にしみいるようなこえです。

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去年サンコウチョウの声をきいたのも、今頃だったと思います。

山北は自然の宝庫だとつくづく思います。

七日の夜は天の川が見られたでしょうか?

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今年の夏はかなり暑くなると予想されていますが。山からの水の量はどうでしょうか。とても気になります。

八年近く前、山北に家を買うことになって駅に降り立って歩き出したときのことです。

「ザブザブゴボゴボ」

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道ばたの鉄ブタをのぞくと、すごい勢いで水が流れていました。

家まで七、八か所はあったと思います。

その度にのぞいて、水の量と音にワクワクしたものです。

 

以前はどこにも道沿いに流れはあったようですが、ふさいでしまったとか。残念です。

家に山からの水を引き込む方法はないものでしょうか。

 

ごぶさたしました

毎年五月は旅に出るので忙しいのですが、今年は旅に行かずとも忙しい五月です。

上野の森も千鳥ヶ淵も美術館を沢山抱えた美しい緑にあふれかえっていました。

 

さて、駅前「Cafe Nico」に「鉄輪轟き一世紀」という山北駅開設百年の記念に発行された本を置いていました。

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ずいぶん沢山の人が懐かしいといい、見てくださったようです。あれからもうすぐ30年経とうとしています。

山北にふさわしい活気をとり戻すよう「Nico」のマスター、ママといつも話をしています。

 

私は足が少し歩きづらいので、ワインレッドの三輪自動自転車をゲットしました。

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これでオーケー。どこへでも行けます。

ゴールデンウィークは

庭に飛敷石を敷いてもらいました。

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赤とグリーンの石は可愛らしいアクセントになりました。

のうぜんかずらには立派なしっかりした棚をつくってもらい今年は沢山咲いて茂っても安心です。

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私の部屋からロッキングチェアーで雲や風をみるのは本当に楽しい時間です。

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吾妻山から湧きたち大きくのびる白い雲は、ゆうらり流れるのや、ビックリするほど速くちぎれ飛ぶのがあったり「空の番人」として時間を忘れて過ごします。

野ブキを摘み、サクランボ狩りをさせて頂きました――新しい友人に。

 

都夫良野トンネル

私の家の右上方に赤い鉄橋があり、それを抜けるとトンネルに入ります。

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この赤い鉄橋はこの家を買う決め手にもなった程、わたしには魅力的なものでした。

今は少し色あせてさびしいので早く予算がついて赤く美しい姿にならないかと待っています。

でも、この季節はとりどりの緑におおわれ藤の花が美しくトンネルを飾っています。

連休中はエンジン音が終日ひびいてトンネルは忙しそうです。

今年はサンコウチョウがよく鳴いています。

GWです

今晩から山北、山の家暮らしが始まります。

庭木の手入れの人や草取りの人も来てくれます。

お天気にもよりますが茶摘み、たけのこ掘りもお誘いがあるので楽しみです。

おとうふと牛乳がとてもおいしいのでこれも楽しみ。

ロッキングチェアーにひっくり返って、雲の流れを何時間見ながら何時間も過ごすのも山北ならではの楽しみです。

緑濃き鳥のさえずりに満ちた山北の日々、たのしみの始まりです。

いってまいりまーす。