山北からのお知らせ
水と空気のきれいな山北町を知っていますか。
これは山北町の「木のお守り」です。
信じられないほどのどかな「ど田舎」ですが、ゆったりした空気と
たくさんの鳥たちがびっくりするほど幸せな気分にしてくれます。
私は山北に小さな山小屋を持っています。
普段は国府津よりも少し東京に近い藤沢という所に住んでおり
賑やかな商業地ですが、一時間たらずで全く別世界の山北に来ることができます。
季節の山や川は美しく、天気のいい日には流れ星をいくつも見られ、ほたるの季節は夢かと思うほどです。
地元の人はそういうことに私が感動するのを見て、とても不思議がります。
春の桜は少し知られていて、駅の線路沿いの「桜のトンネル」はポスターなどにも
なっているので、知っている人がいるかもしれません。
鉄道公園のD52は今年十月には動くようになり、昔の活気を取り戻して
たくさんの人に見ていただけるといいと思います。
トンネル開通後に単線となり、歴史に取り残された感がありますが、そのおかげでこの美しい地域は守られたのだ、とも思います。
私はこの山小屋に通いだして六年が過ぎましたが、東京や近隣の友人が遊びに来ては
「東京からこんなに近くて、こんなにのんびりしたところがあるのね」と言いながら
次に来る約束をして帰って行きます。
ちょっと内緒にしておきたくて、ドッと人が来るのいやだけど
でもやっぱり山北が大好きなので、もう少し山北に遊びに来てくれる人が増えれば
いいと思って、少しずつお知らせします。